GCP未経験者が3日間でGCP認定Associate Cloud Engineer取ってみた
社内勉強会でAWS認定12冠について発表をした際、
「各種認定を取得したいならやることはただ1つ
"試験に申し込む"これのみ。これで自分を追い込めばいいのです。
実践例見せますね、GCP未経験だけど1週間後に試験申し込んでみました」
と勢いでGCP認定に申し込んだので、有言実行すべく学習&取得。
記憶が残っているうちに学習方法などを記録しておこう。
学習方法
AWS認定と同様に問題演習で仕上げる方針は変わらないが、初期インプットをどのように行うかざっとGCP認定の合格体験記を読み漁り、下記の方針とした。
学習スケジュール
- 1日目:書籍で主要サービス全体像の把握
- 2日目:Qwiklabsでハンズオン
- 3日目:Whizlabsで問題演習
- (4日目:受験)
書籍で主要サービス把握
合格体験記を見ると概ね下記2冊のどちらか(あるいは両方)がオススメされていた。
業務上エンタープライズ向けの知見をつけたかったので、書籍名から直感で「エンタープライズ設計ガイド」の方を選択。詳細は下記で記事にしている。
billest.hatenadiary.org
Qwiklabsでハンズオン
未経験なので実機を触ろうと思い、存在だけは知っていたが手をつけていなかったハンズオン学習環境のQwiklabsを使ってみることにした。
ちょっと触ってみて
「なにこれ、コース内容もしっかりしているしめちゃ有用じゃん」
と感動。今後の学習でも積極活用できると確信し、
月額55ドルですべてのラボが利用可能となる「アドバンテージサブスクリプション」プラン
に速攻で申し込んだ。
このプランについてはちょっと古いが紹介記事もある
AWSオンラインラボ『qwikLABS』の月額55ドルですべてのラボが利用可能な「アドバンテージサブスクリプション」プランを試してみた | DevelopersIO
今回やったクエストは時間の都合で入門編2つだけ。。
本当はこのあとに下記もやっておきたかった。今後やっていくとしよう。
Whizlabsで問題演習
毎度お馴染みのWhizlabsで問題演習&理解浅いところはググって調べるスタイル
参考にした記事(の一部)
GCP試験受験に向けて
- 【GCP資格】Associate Cloud Engineer試験勉強〜実施メモ - Qiita
- Qwiklabsの推奨クエストはこちらを参考にした
- 15時間でGCP Associate Cloud Engineer(ACE)に合格したので振り返り - フラミナル
- 短期集中型の学習方針の参考とした
試験当日 - AWS認定試験との違い
つい最近までAWS認定を何度も受けていたので、きっと同じ流れ(身分証明書2つ持参)だろうと事前確認せずにテストセンターに向かう。これが大きな間違いであった。
受験者承認コード
受付「受験者承認コードを見せてください」
自分「ふぁっ!?なんですかそれ」
受付「メールに記載してありましたよね。これがないと受験できません」
大慌てでメールを探し、なんとかコードが見つかり事なきを得る。
良い子のみんなは受験要項をきちんと確認しよう。
その他、AWS認定の時との違い
- 写真撮影と署名がなかった(ので受付処理が早い)
- メモ用のホワイトボードとペンが渡されなかった
所感
合格はしたが、試験中は結構わからない問題もあった。AWSの知識やインフラの知識でなんとかカバーした形。まだまだ「GCPは概要把握レベル」なので、使いこなせるようになるには継続的な学習が必要なことを改めて実感
試験問題は複数人でプロジェクトを適切に運用管理していくためのロールまわりやKubernetes関連が多かったイメージ。Kubernetesも全然触ってないのでこの辺も手を動かしながら学んでいかねばなぁ。
次に目指すはProfessionalだが、資格のためだけの学習とならないようQwiklabsや自分のGCPアカウントで何か作ってみるなどきちんと手を動かした上で臨むことにしよう。